2012年09月26日
イギリスに学ぶライフスタイル「mr partner2012年」
イギリスの住宅はほとんどがアパートのようなタウンハウスか
都市部における中層のマンションが主流で郊外(だいぶ田舎)で初めて
戸建て住宅を見る事ができます。
高層マンションは入居者の不安感等精神的安定が得られにくいデータもあり
イギリスでは計画が出来ません。
古い建物を大切に維持管理するイギリス人のライフスタイルはとても参考になります、
その大半はいがいに小さな家である事が多く、シンプルな造りで将来は
子供達が独立し家を離れるために必要以上のひろさの住いは要らないのでしょう。
そういえば結婚式なども教会やレストランでのパーティが主流で
お葬式なども教会だし日本と違い合理的かも知れませんね。
井形慶子さんの著書はイギリス人のライフスタイルに見られる豊かさや生活の楽しさ、
それは床面積に関係なく創意工夫でたくさんの可能性にあふれている、
そして何より美しく住まう事がとても上手です、
そんな井形慶子さんが発行している雑誌ミスター・パートナーから出版された雑誌に
私どもの記事が掲載され、いつも年に一度くらいお世話になっています。
今の大ヒットはこれだ」 2012年度

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掲載内容はミスター・パートナーでも見られます。
http://www.mrpartner.co.jp/daihit2012/house/01.html#03
いつもイギリスから豊かな暮らしと生き方を考える
そんな井形慶子さんの素敵な雑誌のホームページアドレスです。
http://www.mrpartner.co.jp/



 
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2012年09月20日
心を癒すふるさと「雪国会津の住宅・車庫上棟」
雪が一日に50センチも降る事のあるこの地方では車庫やカーポートは必需品です、
決して贅沢品ではなく生活に必要なスペースなのです。
降りしきる雪の中玄関から道路まで・・・あるいは駐車場から道路までといった距離でも
雪かきは毎日の大変な重労働でそれが雪国の日課なのです。
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母屋と同じ外形、3台の車庫スペースには少し贅沢に電動リモコンシャッターを装備
  
完成に近づいた母屋まだ9月でも早ければ11月には雪が降り始めます・・・
毎日30度を超える猛暑は初めての事で昨年より今年はさらに暑い日々・・・
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それでも秋の気配が・・・街道沿いにはコスモスが咲き乱れ・・・
紅葉の季節とともに美味しい季節・・・各地でいろいろな収穫祭やお祭りが・・・
・・・そして永い冬は半年間にも及び・・・
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収穫前の水田の間には休耕田を利用してのそばが植えられ・・・白い満開の花・・・
清楚で美しい風景・・・最近はずいぶんおそば畑が増えてきました。
福島のおそば・・・本当に美味しいです・・・
お蕎麦を食べ温泉を楽しみ心を潤し・・・
福島は傷ついた旅人の心を癒すそんな優しい人々が住むふるさと・・・

 
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2012年09月15日
自然の要塞「大海原と万里の長城」
日本は周囲を豊かな大海原が守る海洋国・・・
そんな自然の要塞があったから欧米列強の国々から植民地支配されずにすみ
穏やかな国民性はそんな影響にも思われます・・・
一度は見てみたかった天安門広場・・・
歴史の節目ごとにTVで見るそんな風景を見てみたく
なんとなく不穏になる前の3月に旅行してきました。
建物の巨大さはありましたが以外に狭い広場のスペース・・・
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警察官ですが・・・直立不動・・・警備が目的ではなさそうですね
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少し地味目な夜のライトアップ
紫禁城内部にある多数の建物はその構成がほとんど同じ造りでシンプルなものでした。
日本に伝わった木造建築はより洗練されて美しく
優美に進化発展して定着したように思います。
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紫禁城脇のショッピングモール・・・
巧みの技・・・それが実感されるのは北京街中の建物を見ても日本の建築技術ほど高い建物は
少ないようです、しかし万里の長城は・・・
よくもまあ造ったな・・・そんな何処までも続く巨大な壁まさに圧巻です・・・
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最高の防備・・・今ならセキュリティでしょうか
ここまでの防備が必要なのは・・・常々が不安な侵略の時代・・・
北京市内でもエリアごとに住宅が囲われ門扉で出入りが管理されている
防備や財産に対する認識が全く違う価値観のようです・・・
境界線がいつか無くなり地球がひとつであり人類の共有財産・・・
自由に誰でもが行ける尖閣諸島・・・まだまだ時間がかかりそうですね。



 
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2012年09月10日
搭の家「別れのスケッチ」

どこかイタリアをイメージさせる搭の家、
イタリア風の建物は若いカップルが式を挙げた思い出の結婚式場・・・
新鮮な気持ちのまま一生添い遂げられるように・・・素敵なアイデアの住宅
・・・結婚式場ハウス・・・
建物外観も細部はうまく収納として合理的に機能していま見てもいいプランだし雰囲気も・・・
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玄関ホールを出入りするときはいつも変る事の無い新鮮な気持ちで・・・
大切な人に感謝して・・・ありがとう・・・いつも優しく褒めてあげて・・・仲良くです・・・

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2階平面図

主役は夫婦、シンボルそのままの空間は神聖な命をはぐくむスペース・・・

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1階平面図
1ルームのひろびろ空間、ゲストルームのあるいつでも楽しいパーティ会場・・・
両親には和室のゲストスペースもいいかしらね・・・
いつか私に設計してほしいと・・・原発で福島を離れる友人に送った最後のプレゼン
きっといつか必ず建てますね・・・とても悲しい別れのスケッチ

 
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