2014年06月29日
夢の扉「チャレンジスピリッツ」
夢の扉はチャレンジ無しに開く事はありませんが、同時に運も必要かなと思います
不思議な偶然で私はミャンマーのクライアントを前にいろいろな意見交換をして
オーナーは奥のマダム・・・基本的なコンセプトから計画の概要を議論
時にはスケッチを用い日本語・英語・ミャンマー語でしょうか
通訳していただきながらの悪戦苦闘
おおよそで合意・・・これからが日本での本格的な作業の始まり
他は販売や建築関係、又近隣対策で同意が得られないと建築できないのは現地も同じ

夢の扉は多くの関係者の熱意とチャレンジで開く・・・

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建築できる階数は8階半(屋上にペントハウスを設置・・・オーナーの庭園付住居)
収支を含め細かい内容の概要を整理しながらの作業・・・

この後日本に留学経験がある農業党リーダーのお話を聞くことができました
U KYAW SWAR SOE さんは
軍事政権下において民主化運動に参加、後に日本に留学し勉強した彼は
バンコクで日本行きのピザを取得、大使館員のカンパ800ドルを持って
日本に来ることが出来たそうです
彼の夢の扉は・・・
きっと熱意に心を揺り動かされた大使館員の素敵な好意によって
なされた粋な配慮ですね・・・すばらしい話を聞くことができました
来年の選挙で彼の率いる農業党が躍進すれば・・・日本との友好関係も
強い絆で結ばれそうに感じました
自宅に安陪総理との写真が掲載されていて
彼とのツーショットも私の素敵な宝物になりました

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自宅で奥様と様々な話題があって・・・その後に帰宅した御主人から
ミャンマーの未来のお話を聞く事ができました・・・
一時間あまりのお話は彼の経緯から現在のミャンマーと
農業国ミャンマーの将来をいかに豊かに創造していくかの様々な提案でした

その中でひとつ・・・
農民の大多数が住む家々は台風や大雨が来ると住むことさえ出来ない
状況に置かれるそうです
私が福島県から来たというと・・・
将来仮設住宅が不要になった時にはぜひ譲っていただけないか・・・
そんなお話で日本の仮設住宅のほうがまだまだミャンマーの農民が住む家々よりも
安定して良いようなのです・・・
このブログを見て・・・どうか力があり、行動できる方々はぜひ力を貸して欲しいと思います
どのように行動したら実現させてあげれるのか・・・

まずは行政にお話してみましょうか・・

 
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2014年06月28日
神々が住まう街「アジア最貧国から」
ミャンマーのヤンゴンに来ています、街は昨年より渋滞が酷く
平均時速10キロから20キロと日本では信じられない実情に
車に同乗してるだけでストレスがたまります
ヤンゴンでは土地が日本のバブル以上に高騰しつづけています
建築しても採算が取れないのではないか・・・
バブルが弾けたらどうなるのかと恐ろしい限りです
今回は日本式マンションの分譲企画で関係者と打合せしましたが
アジア最貧国といわれるミャンマーでの格差に驚きます
政治的な事もあり市民さえ暴動になるのではと危惧する声が聞こえます

道路脇の屋台を少し大きくした食堂でお昼をいただくと
子供が働いているお店が多く、最初はお手伝いをしてるのかと感心したのですが
良く話を聞いてみると、地方の農家から来た賢そうな女の子は父が病気のため
働き仕送りしているそうで、まだ小学4年から5年生くらいでした
子供は可能性を秘めた天才です、教育さえ受けれない現実に唖然としますが、
娘さんの将来が明るく希望に満ちた未来に成ることを、いまは祈るだけです

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ミーティングは日本語のわかるスタッフが通訳を兼ねて進めます
左側ボスは日本留学20年と日本語は堪能です
 
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現地にスケルトンの模型を持ち込んでのカラーリングの検討風景です

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               実際に現地スタッフに作業を進めてもらい住居棟がほぼ完成
      若いスタッフばかりで、この後インテリアの指導や計画立案
     実際に建築する建物で待ったなしの真剣勝負が続き・・・深夜まで
             若さと体力・・・うらやましく、すばらしい才能です

 
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2014年06月21日
ツバメの子育て「高感度センサー」
人間を含む動物はそれぞれ独自のセンサーを内蔵し
その高感度なアンテナで敵や危険を察知して安全を確保し、子育てを行っています
敵から狙われない、発見されないような場所に上手に巣を作ります。

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少しおねむのようです、日に日に大きくなりあと少しで飛び立つ練習がはじまります
練習中は巣に夕方戻りますが、そのうち飛び立っていなくなり
また来年来ることでしょう
震災後と次の年は来なかったですが、昨年、今年と来てくれました
朝元気に泣く声で私は目覚めます
ツバメを見ていると小鳥でさえ深い愛情をそそいで子育てしてるのがわかります

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大きく成長しました・・・羽ばたけ大空へ
又来年きてくださいね

子供を置き去りにした親・・・パパ パパ と呼んだそうです
とても悲しく気の毒で涙が自然と溢れます・・・
天国で穏やかにすくすく成長して欲しいと願わずにはいられません
どうか心優しい読者の方々は近隣の住民にも少し挨拶をしたりして
近所の様子を少しは気にかけて欲しいと願わずにはいられません
みんなでもっと幸せな世界をイメージしましょう・・・この世が天国になるように
きっといつか
世界はそうなると信じています

私の好きな天国言葉(さいとうひとりさんより)
言霊のパワーは本当です
うれしい・楽しい・感謝いたします・幸せ・ありがとう・ゆるします

・・・愛しています・・・

 
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2014年06月20日
スタッフ紹介「3Dデザイナー」
今年4月から仲間が増えました
                  
当事務所のセカンドデザイナー・・・圓谷 暸太君 21才です
まだまだ若いスタッフですが、とても感が良いため私の細かい要望にも対処してくれ
プレゼンまでのスピードがかなりアップした事や・・・
何より仕事そのものが好きだという事のほうが大きいです
現在はミャンマーでのマンションの企画模型を作成したり
様々な案件の色彩コーディネイトを検討したりと、
これからとても楽しみなスタッフです

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ミャンマープロジェクトのデザインスタディ模型
(現地での建築技術を意識し施工性の良い計画案)

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事務所打合わせコーナーを独占しての模型創り・・・深夜遅くまで続きます
お疲れ様です(24日〜28日ミャンマーでミーティング・・・間に合わせてくださいね
この模型が完成すると高さ1.0m程度に(上の写真は小さなスケールでのイメージ模型)

 
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2014年06月16日
小住宅事例「1000万住宅として」

家族3人から4人が生活できる最小限のプランは被災した弟家族のために
兄と姉が費用を負担し計画した建物です。
もうすこしゆとりがあれば良いのですが予算から割り出した計画案で

きっちり1.000万円で
できる建物事例を公開いたします、現在福島県内では被災者向け住宅を
ある程度まとまって建築する動きがあり私も申し込みをしたところです。

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実際にはあと少しゆとりを持たせ1200万〜1300万くらいの住宅企画
それにソーラーを組み込む事でゼロエミッション住宅を1500万以内のプラン
月々50.000円以内のアパート家賃
来月にはプラン含めご提案出来そうです。

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現在海外(ミャンマー)で計画しているプランですが
日本でも十分使えそうなプランもあり小さな小住宅企画を進めています。
ミャンマーでは一般に
主寝室にWC・洗面・シャワー(バス)が専用で
家族は大きさによって専用あるいは共用だったりします。
少し大きな建物にはメイドルームが付属室としてあり、WC・洗面・シャワーが専用
その場合は台所は独立しており食堂や居間とは完全に分離されています。
現在私は一般的なミャンマーでの生活を考えると日本で一般的なLDK
があって良いと思います、若い世代の人々と話しての質問に
一番楽しく、幸せに感じるのは
家族と一緒で幸せだし、食堂やリビングが楽しい場所です


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ミャンマーでのショウルーム・設計・建築事務所併設
内部には日本での建築資材を展示する予定でいます、ここをベース
に様々な情報発信をしていく予定です。

今月末ミャンマーに出張予定です・・・新しいマンションプロジェクトのスタートです。


 
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2014年06月09日
無料設計相談会「夢のアイデア募集」
日時 6月14日・15日 「無料設計プラン作成相談会」を開催いいたします 
 4名様までの限定で予約制です(時間はお客様の都合にて対応)



私自身多くの設計を手がけてきましたが
住宅に要求される事案がより個性化及び機能や性能重視にバランスの良い価格
既存の価値観とは違う新しい未来に向けての住宅を勉強をする上で
お客様の持つ斬新なイメージをお聞きしながら
実は私自身が勉強をしたいのです。
そのため4名様までの限定でそれぞれの事案を考えながら
一緒に未来の住まいを考えていけたらと思います。

基本的には私自身が全体をイメージするラフスケッチから
全ては私のオリジナル

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手書きのラフスケッチです、平面構成から家族のライフスタイルをイメージ
建物全体から受けるイメージもまた多数あって
事例は音楽家夫婦とご両親及びレッスンルームから構成され
・・・テーマとして「街の音楽堂」をイメージしての提案です・・・

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スタッフが私と協力しラフスケッチからイメージを具現化しての提案です
最終プレゼンとして全体の平面を含む立面、完成予想図、価格となります。
お客様の夢をお聞かせいただければ
期待に応えられるよう提案をいたします。
6月14日及び15日は都合の良い時間をご連絡くださるようお願いいたします。

連絡先  (有)吉田敏一建築研究所
TEL 024−939−0645
FAX 024−939−0755
Eメール yoshida@yoshida-ad.jp
お申し込みは電話及びFAX・メールでもかまいません



参考プレゼン事例を下記にPDFにて添付しています


20140609111524882.pdf (894KB)

 
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2014年06月08日
ディサービスセンター「進行プロジェクトより」
郡山市鶴見坦は名門小中学校を学区に持つ昔からの文教地区
大きな並木道に面する建物は8月完成を目指し工事中です。
このような建物を地域住民が利用する事によって高齢者の方々が家にとどまること無く
適度なコミュニケーションや軽いリハビリを行う事で、ぼけを予防し健康的な生活が可能なら
大変幸せな老後になるかと思います。
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ペントハウス風、中2階からリビング廻りに一日中明るい
陽射しのシャワーが落ちるよう配慮した設計です。
光は最高のごちそうです(生きてる事を感じるだけで幸せ、光は神様からの贈り物)

 
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2014年06月05日
平屋の魅力「進行プロジェクトから2案紹介」

平屋の魅力・・・もちろん土地の大きさとバランスが有っての事です
地方で60坪以上の土地が有る場合に平屋の建物が候補に挙がります
現在設計中の平屋事例を紹介いたします
夫婦の住まいLDK+寝室に2間続きの和室を内包した住まいです

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    お施主様の最初のプレゼン画像です(デザインを変えて2案を提案)


暖かいいわきでの建築は年内中の完成を目指し進めています
それぞれの案に共通なのはソーラーを最大限生かせる配慮の屋根に最初からしている事です
夫婦+妹の3人家族が住める事と子供達が遊びに来たときに泊まれる和室を含む
3LDKのゆったりした構成の住まいです
広い庭がある敷地は現在、外構デザインを検討中です
設計の楽しみは家本体もですが庭を含む環境まで構築できる事は大きな喜びです。

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太陽光パネルを設置した平屋の建物です
外壁は自然素材の塗り壁として表情豊かにプランを進め裏側にサイディングを使用
実用性とコストを考慮して価格を抑えた計画としています。

プラン概要が見えてくると早く建築したいです・・・楽しみな仕事のひとつです。

 
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2014年06月04日
ジャーブネット「良質の家を適正価格で」匠の心で造ります
ずいぶん前にアキュラホームが工務店経営を支援する形で、そのノウハウを公開始めた時
私も8年〜9年ほど前、そのノウハウを勉強した事がありました。
当時は29.8万円が売りで、本当にこの予算でできるならと、システムに加入しては
試行錯誤を繰り返してきました、コストダウンのノウハウは理解できても
地域性やその工務店独自の取り組みが生かされないなど
普通のローコストビルダーとしての位置づけから変わる事は有りませんでした。
それからだいぶ変化が現れたのは
優秀な人材が大手メーカーから参加する事で
現在はとても魅力的な住宅になって来たようです。

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1社ではできない事でも多数が集まることで可能になる事がたくさんあります
質の高い勉強会や同業からのアドバイス、住宅設備機器の大量購入
によるコストダウンは私やお客様にも喜ばれるシステムです。
多くの仲間を得て互いに切磋琢磨し日本の家づくりを変えていく
それは未来を明るく希望の持てる環境と家造りを通してお客様共々
人間的な成長が望める住まい造りの精神性がそこにはありました
その愛を感じたからこそ私はもう一度頑張ってチャレンジしたいと思うのです。

ジャーブネット(有)吉田敏一建築研究所サイトです
http://www.jahbnet.jp/koumuten_0056

ジャーブネットホームページ
http://www.jahbnet.jp/


 
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