2014年11月23日
お披露目「一年がかりの木造家屋」
昨年の今頃基礎工事が終わり上棟の準備を進めていた住宅は
森林の伐採から製材、加工と 昔ながらの方法で可能な限り森林資源を利用し建設

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外はもう寒い冬の訪れに足早に玄関に
住居部分いがいは小屋裏まで見通せるスケルトンの骨組みを表にしたスッピンの建物
当初イメージした以上の空間に設計者自身が驚き木材の魅力を再認識した瞬間です

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玄関土間からの写真、フスマや障子をはずした状態の多目的スペースは
ミニコンサートや様々な集会やギャラリーとして機能

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無垢のテーブルや椅子は山から切り出した杉材を加工し制作
ほとんどの素材は木材を利用、寒い冬でも32ミリもある無垢板が熱を蓄え
内部は程よい暖かさなんです
工事に関係した仲間達の夜遅くまでの宴はずいぶん遅くまで・・・・
ノンアルコールですっかりほろ酔い気分
親方がテーブルをひとつ造ってくださるそうで・・・嬉しいおみやげいただきました

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無垢の年輪に生命を感じて・・・見飽きることのない木目・暖かさを感じる色合い
最高に美しい自然からのプレゼント

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すでにグランドピアノが設置され、どのような音で心を麗し
音楽を奏でてくれるのか・・・今から楽しみですね
きっと  最初は クリスマスデビューでしょうか・・・・



 
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2014年11月20日
穏やかな大屋根の住まい「オーディオ&ガーデニングを楽しむ」
今回ご紹介する住まいは現在施工中で外構を含め2015年1月竣工予定で進めています
ゆったりした大屋根の下は勾配天井のある大空間、
好きなオーディオをゆったり鳴らせるように、
床材は無垢のフローリングを使用し壁を左官の少しでこぼこのある壁で計画
音の吸音効果や反射を抑えています、堅い床材は勾配天井とする事で音が集中せず
音の抜けが明快で、心地よい響きとあいまってリラックスできる雰囲気で楽しめる事でしょう
毎回、毎回違う設計手法や個性を引き出す作業は設計期間もだいぶ時間も掛かりますが
味わい深いオンリーワンのデザインとして
私自身が見守り細部までこだわって完成させて行きます
一邸ごとのテーマと個性はお客様の強い要望や想いが
私自身の心に共鳴し具現化していきます・・・それが私の流儀

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工事が始まり・・・・あぁ 素敵な住まいにもっとこうすればなるな
そんな発見に少し高さや微妙な調整・・・
最後の最後まで出来る限り熟成させるよう見守り監理する・・・
私とチームの共同作業、多くの協力してくれるパートナーそれぞれが最高のパフォーマンス
職人技を惜しみなく投入すれば・・・
最高に素敵な良い家になるに決まってます、全てはチームによる信頼関係
一邸ごとのオリジナル・・・それも流儀です

 
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2014年11月19日
国境なき医師団「リベリアからのレポート」
最近エボラ出血熱がマスコミの話題になることも無く収束に向かっている、
そんなイメージでいましたが、どうして収束しないのか
そんなレポートが日本支部からの機関誌に書いてありました。
感染した患者さんは家族からも見放されたまま、独り恐怖におびえながら
亡くなっていきます、なんとむごいことでしょう
治療施設数や病床が足りないため施設に並んでも、何も出来ず家に帰すだけで
その後家族に感染を広げるだけのようです、世界的な大惨事には違いありません
311の大震災では世界中から支援の和が広がり、
世界がほんの一瞬でも一つになった気がしました。
エボラの死者はすでに5.000人を超え
加速度的に広がる前に対処しなくてはと思いレポートを掲載いたします
心ある読者は自分の事と同じよう隣人も気遣ってあげましょう。

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良かったです・・・・

私自身愛情ある家族に幼少期育てていただいた経緯があり人ごとでは有りません
明るい未来になるよう・・・出来る事からチャレンジし続けたいですね。


国境なき医師団からのレポート.pdf (1MB)

 
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