2016年12月27日
進行プロジェクトから「雄大な自然を楽しむハウス」
北海道の十勝平野、福島の牧場主は新たな活動拠点を北海道に求めた・・・
それには震災でダメージを受けた、原発事故の暗い影が
まったく売れない福島の牛、牛が悪いのではない
放射能汚染された牧草地、畜舎、すべてをあきらめるしかなかった

そして彼は決断した・・・新たな挑戦の場「北海道」
雄大な自然が残る厳しい大地での、牧場再建に向けてチャレンジ
そんな福島の男たちは言葉数こそ少ないが、熱い魂を持ち続けている
震災前にお世話になった2件の住まい・・・娘さんの住まいに息子さんの住まい
今度は新天地での建築依頼・・・うれしいですね とっても幸せです。

新しいプレゼンはRC建築・・・厳しい自然や長い冬と闘うハウス
事務所として・・・住まいとしても機能するハウス

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明るい色調のイメージは・・・RC打ちっ放し仕上げと左官仕上げによる白い壁
  涼しい夏・厳しい冬には効果的なRCだから可能な床暖房あるいは暖炉もいいですね

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壁がグレーのイメージは・・落ちついて少しクールな雰囲気
汚れが目立ちにくくて長期的にはいいかもです・よごれの落ちる塗料も今は使える時代
明るい色調でも気にしないで大丈夫

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少し濃い目のカラー・・・都市部ならアリでしょうか、ここは北海道の牧草地
周りには本当に少ない家々・・・おもてなしにカフェ風もいいですね

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素材感そのままのカラーは・・赤いドアのアクセントにRC打ち放し
雪深い冬でも赤いドアは遠くから見える我が家の証
夜は建物からもれる明かりが雪に反射して綺麗かもしれません

クライアントがあなたでしたら・・・どのカラーを選びますか
私の事務所では
デザイナーはいつもあなたです
私はあなたのイメージを引き出すパートナーです
主役はあなたでメインデザイナー・・・それが私の流儀
だから世界でひとつのオリジナルデザイン




 
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2016年12月22日
住む人に優しい循環型集合住宅「二世帯対応」プロジェクト
少子高齢化、私も他人事ではない多くの経験をしてきました
子育てが終わり子供たちが自立して・・・結婚・・・孫ができて
その頃になると両親は痴呆や寝たきりだったり、
日常生活に介護や病院はかかせません

お世話になった両親、誰でもが毎年一つ年を取る、暮れと新年
そんな両親が逝ってしまう頃には・・・順送りですっかり好い年に・・・
戸建て住宅・・・そして長屋・洋風な名前ならタウンハウス
集合住宅も賃貸や分譲と様々なマンション,バブルにはオクション
でもどれも二世帯で住む事を想定していない
3LDKや4LDKで二世帯同居が一般的(少し肩身の狭い両親あるいは息子)

本来なら完全独立・・・あるいはキッチン浴室を兼用しての住まい
戸建て住宅には選択肢も多い・・・それでも両親が亡くなって
無用な空き室が増える一方・・・

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私が考えるマンション

3LDK+1LDK(2LDK)との組み合わせプラン
それぞれが程よい距離で生活できる二世帯住居
様々な生活の変化に柔軟に対応、そんなマンションを企画しています
両親がいれば・・・子育ても安心
隣同士の完全分離・・・あるいはドア一枚でいつも家族が一緒に
程よい距離感のそんな集合住宅
週末は家族で誕生日のパーティ・・・後片付け後は夫婦でゆっくり
両親が旅立った後には・・・夫婦で1LDK、老後のために3LDKを賃貸に

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立地条件に合わせて1階には店舗を併用
あるいは静かな住居地なら1LDKを共有財産として運用
その収益で管理費や修繕積み立て、月額のリターンは20.000円前後
だから3LDKは50.000円程度で住める、やさしいハウス
1LDKなら30.000円程度

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内装は自由にオーダーできるシステムだから好みのインテリアで
世界に一つの住まい
そんなマンションを福島県内数ヶ所で計画しています


 
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2016年12月03日
世界的な地震「ハイブリット対応プラン」

日本でも熊本や鳥取で地震があり、最近は福島県内でも
相当の揺れを体感しました、朝方に地震警報を久しぶりに聞き、
揺れている間、ベットから起き上がることはできませんでした
これ以上揺れたら危ない・・・その一歩手前で揺れはおさまり
すぐにテレビで地震情報を確認、津波情報 いわきは3m・・・大変だ
そう思いながら経過を見守る、さほどの被害もなくほっと、しかし
本震がその後のこともあり数日は緊張状態、早速水や非常食をストック

日本、イタリアやミャンマー、ニュージーランドでも地震が

油断はできませんね

私は最近出来るだけRC+木造の「ハイブリット」による建築を進めています。

100年を超えて維持できるRCと木造の組み合わせです。
全てが鉄筋コンクリート建物と比べ軽量で、強度はRC基準で設計しますから
耐震性や耐久性にすぐれ、安全安心に生活できます。

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 進行プロジェクトから高低差のある敷地を利用した駐車スペースと
4LDKのゆったりした二世帯住居のプランです
広々吹き抜け空間のLDKは一日中ドラマチックな事でしょう。

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開放的なLDKはこんな雰囲気です(いわきの家から)

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進行プロジェクトから学童保育所です
小さな子供から小中学生まで世界の未来を創る若い魂の集団です
それぞれが集い影響しあって成長する
記憶に残る良い思いでになって欲しいですね
・・・安全で安心な建物を今日も考えています・・・

ハイブリットの詳細図面
http://yoshida-ad.dreamblog.jp/blog/238.html



地球に優しい家.pdf (1MB)

 
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