2010年10月29日
鉄筋コンクリート構造「ルーフバルコニーの家」
鉄筋コンクリートによる打放し構造は一般的に暗い感じに取られる場合が多いのですが、表面の保護層によっては、だいぶその表情を変える事が可能です、最近私は少し明るめの色になるように調整しています、隣地などで暗い感じにならないよう、又明るめにする事で回りに光りが効果的に反射し心地よくなるからです。
今回の事例は家族4人が快適に住めるよう寒い地域でもあり、当初より床暖房を組み込む事で、要望のあった、内外共打ち放し仕上げできました。
当時は温水式の床暖房ですが、最近はヒートポンプ式の効果的な床暖房やパネルヒーターの設置ができるようになり、ランニングコストもだいぶ安くなっており、お勧めの方法です。
リビング天井にゆとりを持たせるため、上部が屋上になるよう計画し、ガーデニング等が可能なルーフバルコニーが設置でき、庭の花々や植栽は多目的ルームを非日常的な週末別荘として楽しめるスペースにしてくれました。
 鉄筋コンクリートによる住居は生活を彩るさまざまな要望に柔軟に対処可能であり、外観デザインが表情も含め自由度が高く、私自身いつも楽しめる素材です、このくらいまで仕上を簡素化すれば
木造と大差なく建築する事が可能です、どうぞ選択肢のひとつに加えて見てください。
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