2011年01月27日
「鉄筋コンクリート複合住居」進行プロジェクトから
以前店舗併用住居での賃貸収益部分を組み込んだ事例をご紹介いたしましたが、当社では様々な複合案をご提案し、その建築物件は相当数になります。
今回は進行中のプロジェクトから住居(共同住宅)の可能性を提案した事例です。

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豊かさを実感できる世代は、戦後右肩上がりの経済成長の中、すでにリタイアしてるか、団塊の世代だけではないかと思うのです。
高校あるいは大学を卒業したスキルで一生を豊かに過ごせる時代はすでに過去のものとなり、経済成長を前提に社会保障が成り立つ現状は限界に来てるように見えます。
経済的な負担を抑えるためにこのような相互依存しながら成り立つモデルを作れないかと思っています、この小住宅型マンションもその一案です。
オーナーはローンの負担軽減と入居者には高品質な戸建て感覚の住まいを提供し相互依存しながら負担を軽減する事が可能ではと考えています。
現在はもう少し大きな4〜5階建のマンションでそんな構想を実現すべく設計を始めたところです。

 
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