2011年04月08日
「ハイブリット住宅」RC+木造事例 シンプルな4本柱による構造体

今回ご紹介いたします建物は初めて「ハイブリット」構造を取り入れた1件目の住宅です。
大きな開口部には壁が無く全面サッシで構成されています、木造住宅に必要な耐震壁(筋違入)が全く不要だから可能な方法です。
居間を中心に台所や食堂までが一体化され和室まで広がり続いています、上部には吹き抜けがさらに開放的空間を演出し、このような広がり空間が自由に構成できるのもひとつです。

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  模型ではグレーの柱・梁・床・屋根部分が構造体である 
  鉄筋コンクリート造となります。

  模型では外壁・内壁のスケルトン部分が木造となり、
  木材は1種類(基本)しか使用しませんから施工が安易
  な分コストコントロールがしやすいですね。

  コンクリートで壁を施工するには両面型枠が必要で難し                                           い部分を木造で施工します。

木造で難しい小屋組や床組などは容易に施工できる    
鉄筋コンクリート造で施工します。

基本はコンクリート構造で設計しますから、壁は木造で軽いために耐震性にすぐれ高耐久性が得られます、高気密・高断熱施工も容易にできるのも大きな特徴のひとつです。

000041335.pdf

 
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