長年勤めた職場を退職,これからの数十年間を快適にくらせるよう
震災の機会に築40年以上の和風住宅を解体撤去、新しいシンプルな和風住宅として計画
生活を楽しむ動線計画や高齢化に対処した平屋の住宅ですが
屋根を片勾配で高くした中に収納を含むロフトスペースを組み込み
次世代の家族に引き継いだ時に安易に2階建て住宅が構築できるよう
未来の世代交代までを意識した住宅です
在来木造住宅 118.46m2 大屋根のシンプルな構成は将来引き継いだ世代が2階に容易に部屋を確保できるための計画
リビングから入ってすぐが台所、右側和室のタタミコーナーの奥が食堂、カウンター前
リビングから繋がる台所は奥様の司令塔スペース
押入上部の神棚、引出の上は小さな仏壇を置くスペースに床の間があります
引き戸のフスマ(障子付)は明かりが入るすぐれもの
書斎スペースにカウンターや戸棚を設置、入居に必要なのはベットにテーブル、ソファーくらい
収納はインテリアと一体が私の流儀
夫婦寝室からは青年時代に長年勤めた郵便局が見えます
床材は桜の無垢板(これも素材にこだわる私の流儀です)
大屋根の下はロフト、将来の太陽光、タイル貼りの外観は重厚な昔の住まいをイメージ
TrackBack (0)| by u-ma
TrackBackURL : ボットからトラックバックURLを保護しています