2016年10月16日
進行プロジェクトから「ハイブリット住宅事例」
現在、ハイブリット住宅(RC+木造)による数か所の計画案を進めています。
世界的にも二酸化炭素削減が急務な現在・・・森林伐採による木造住宅への供給は今後、
相当なコストアップになるのではと感じています。
私どものハイブリット住宅では木材は1/3程度の使用量で環境に配慮した住宅です。

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平屋建てによる専用住宅プラン(外壁及び内壁は204材一種類の使用とシンプル)
簡単な技術で構築できるため作業スピードが速く外壁及び内壁は
現場でプレカットするため精度も良く高性能。

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2階建てプラン(一部ガレージとし、2階をダンススタジオとして計画した案)
2階床はRCのため遮音性能に優れています。

アジア各国を巡ってみれば、世界的にもコンクリートベースで成り立つ建物が多数で、骨組みがRC、外壁や内壁をブロックあるいはレンガなどの組積造を合わせた方法が一般的です、
それは技術があまりなくても施工可能だからです。

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それでも木造より高性能で耐久性もあり
震災の多い日本ではもっと普及しても良いかと思います。
現在鉄筋コンクリート工事は各地方の中堅建設会社や大手建設会社が
中心に施工するため高額です.
しかしアジアでは普通の工務店さんが施工しているのです
日本なら大工の棟梁といったところでしょう。
私は型枠を数十回の再利用ができるようサイズを統一し施工を簡略化し
セミプレハブの要領で
工期を短縮し、専門職でなくともできるよう考え実践しています。
もちろん、日本のRC技術は世界一と信じています。
下記にその事例をご紹介いたします。




 
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