2007年02月05日
和室2間
地方都市で二世帯から三世帯が同居する家の設計だと、圧倒的に2間続きが多いです、居間食堂を普通に使いこなしていても和室に神棚や仏壇が必ずあり大黒柱や差鴨居のある作りが今でも普通に作られています.和室は多目的に使え、多人数に柔軟に対応できる良さがあり、日本の伝統行事をしつらえると彩りもあり優美に感じます、素材事態が自然のものであり、いにしえの時代より使用されていた珪藻土などは様々な効用もあり見直され、洋間にも普通に使用され、現在は和洋の区分ではなく日本的感性に働きかける造形や素材を生かしたデザインが主流に感じます、そこには空間の合理性だけではなく、精神に働きかける美意識があります.さらに純化してシンプルに構成すればアートですね.

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