2007年02月19日
リフォームについて

時々ですがリフォームの相談を受ける場合があります、壊して新築か、リフォームで再生か、小規模は別にして大規模な間取り変更をともなうリフォームですと、既存部分を解体撤去したあとで外部、内部床、壁、天井の全面リフォームの場合、新築との差は基礎や構造体が再利用できる程度ですが、間取り変更にともなう新たな基礎工事や、耐力的な補強も考慮し又屋根の古い瓦の交換などでは解体撤去資材の処分に費用がかさみ、新築との金額差がわずかな場合があります、もちろん仮住まいの問題も発生しますから、費用の差はますます小さくなる傾向にあり、愛着の度合いもあって、しっかり作られた木造建築ならまだ良いのですが基礎も無筋で構造体も脆弱な場合は壊して新築したほうが良い場合もあります、TVで行われるリフォーム工事など様々な配慮により素晴らしい建築に生まれ変わる場合がありますが、建物によっては元々が古い構造体であるため、その後30年使用できるか疑問が残りそうです、費用は幾分安いようですが、新築で計画した場合などほんの少し割高で計画できる場合もあるように感じます.2年ほど前にリフォームした建物は和風住宅でその当時2間の和室に秋田杉を使用するなど愛着があり、理解していただいた中で前面改築した事例です.

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