2007年07月20日
建築模型とアルテックA7

建築の全体のイメージを具現化する中、建築模型は大切な表現手段で、プロポーションなどのチェックをはじめ、施工方法や敷地及び近隣との関係など様々な情報を見える形で、最終的にはクライアントのイメージを確認し、空間を理解してもらう最良の方法と考えています、設計段階で様々な模型やスケッチを作成します、事務所ミーティング室は静かな中庭に面しており白樫が昨年より一回り大きくなり、あと数年したら心地よい日陰のスペースが出来そうです、時々は所員でBBパーティなど行い、ビールの美味しい季節になりつつあり楽しみです、後ろに見える黒い箱は30年前のスピーカー、アルテックA7です、最近ネットで購入したものですが、初めて鳴らしたときその音のバランスや透明感、情感豊かな音に、感動いたしました、30年前のスピーカーにも関わらず、ウーハーの破れもビリツキ音もなく、素晴らしい音を聞かせてくれます、アンプなども30年来使用しているラックスの真空管アンプで、よく壊れずここまで使用できたものだと関心致します、元来このスピーカーは劇場用で別名「ボイスオブシアター」と呼ばれており映画館などで2台から4台を使用して鳴らしていたもので、その当時映画館は唯一の娯楽でした.そのほかは歌謡番組で(ほぼ毎日歌番組があったように記憶しています)演歌中心に少しポップスといった感じでしょうか、そんな社会ですから家庭ではオーディオが相当なブームであったように記憶しています、一度だけこのスピーカーを聴かせてもらったことがあって、それ以来そのダイナミックな臨場感あふれる音をいつの日にかと思っていたところ偶然ネットで発見したものです、最近建築するお客様のホームシアターに私も少なからず影響を受け購入しましたが、読書したりプランを考えたりと合間に鳴らしては幸せな気分に浸っています.音楽の好きな方、どーぞ好きなCDを持って遊びにきてください、ビール、ワイン、焼酎、結構置いてありますから.最も普段はワイン1杯程度でテレビを見ながらうたたねするのが日課ですが.

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