車の最高峰・・・
誰もが一度はあこがれるそんなフェラーリをはじめて運転してきました。
フェラーリの魅力 暴力的なサウンド・・・ 美しいボディライン、私はこの曲面だけで一目ぼれしてしまいます。
カーレースにおける頂点に君臨するフェラーリをはじめて知ったのは中学生の頃、
玩具のレーシングカーでした。
日本全国流行した事があっていたるところに室内サーキットが出来大人に混じってお気に入りの車で競い合ったものです。
初めて手にした鮮やかな赤いF1マシーンは少しやわらかいスリックタイヤで出来ていて走りこむほどボロボロに崩れ細部を改造しては夢中になった記憶があります。
初めて試乗したフェラーリは最新型の430F1マチック。
オートマチックモードにステアリング後のパドルでシフトチェンジがスムーズにできる2ペダルのミッドシップカーです
エンジンは外から丸見えで赤いヘッドカバーが目立ちます。
最初は助手席で比較的車のいないストレートの長い郊外の工場地帯
外部で聞く排気音はとても大きな音でアイドリングですでに数千回転もしているような音・・・リッター5キロもはしらないそうです。
乗り込むと全く身動きできないくらいにシートに固定され、乗用車にはない振動が伝わってきます。
走り出しても振動やエンジンの咆哮が常に室内に入り込み
決して静かで快適なクラウンのような自動車ではありませんでした。
運転席にすわりニュートラルからパドルを引き1速へ・・・
ここからはオートマチックで走ることもできます。
おそるおそるアクセルを踏み込みます・・・重い・・・相当重いです・・・
490馬力のエンジンはうっかり踏み込む事が出来ないよう重く設定してあるのかと思います、実際にはワイヤーは無く単なるスイッチのはずだから、しかしそのリアリティは恐ろしいほどです・・・
音・振動・全てが体でダイレクトに感じ取れます。
ステアリングは適度に重く全く遊びが無いように感じました、レーシングカーのイメージです
軽く踏み込んでも恐ろしいくらいの加速、
残念ながら日本の渋滞地でまともに運転できる場所は・・・北海道くらいかしら・・・
普段のBクラスやゴルフがなんと軽やかで静か、そして快適な車かと思える初体験でした。
オーナー様、ありがとうございます。