2013年09月27日
ティータイム 「仕事の合間にリラックス」

何も知らないまま訪問した国ミャンマー・・・不思議な魅力あふれる街、人々・・・
アジア最貧国といわれ、それでも日本円で4000万から5000万の戸建て住宅、マンション

が売れている、多くの人々の給料は1万円ちょっと、それ以下も多くすごいギャップ
・・・木陰に人々が集まり寄り添いお茶を楽しんでいる・・・
いつも忙しく動き働いている日本人の目からは違和感を感じてしまう
訪問先でお茶をいただく・・・不思議な事にミルクティにストレートティ・・・

いつも二つが出て来て


2013092711442731733.jpg

ゆっくりのんびり時間が過ぎていきます・・・
幸せってなんだろうとアジア最貧国で想い考える・・・
未来の住いを作るプロジェクト・・・・
日本語の分るスタッフが私の話を英語やミャンマー語で伝える・・・
建築やインテリア・・・住宅に関する講義を一日3〜5時間を4日間行い
その合間に様々なディスカッション・・・夜遅くまで続いて
幸せを感じるときは・・・
家族と一緒に居られるとき・・・食堂が大好き・・・
ほとんどの家は昔の日本と同じように台所は別になっている場合が多く
それじゃこんな風に台所や食堂をつなげたプランはどうですか・・・
日本ではスタンダードなプラン

そんなたくさんのやり取りの中で宿題・・・
将来自分が家を作るとして・・・住みたい家のイメージひとり10案考えましょう
また来月、多くの現地スタッフに会うのが楽しみです
必至にメモを取り、輝く目をした若者達・・・
未来は明るく感じます・・・
その未来を経済発展で感じる豊かさではなく、心が満たされる有様
をベースに住環境を考え手伝いしたいと思う私です。

懐かしく感じ違和感の感じられなかったミャンマーのヤンゴンは
日本の昭和30〜40年代のように感じて青春時代とオーバーラップ
どこか気持ちが穏やかで優しくなれる旅でした・・・・

2013092712105131975.jpg

全てが黄金色の寺院,ホテル近くのスーレーパヤー
唯一観光で訪問した場所は素足で御参りし(日常が深く信仰と結びつき・・・)
地球はひとつ人類の共有財産と思うのですが

 
TrackBackURL : ボットからトラックバックURLを保護しています
2013年09月24日
無垢の木材が持つ可能性「太古からのプレゼント」
生命を感じる時・・・目で見た感じ触れた肌触りや香り
自然の木材が持つパワーは無限大・・・
綺麗な合板とは雰囲気が違うのは当たりまえ、それは太陽の光を吸収し生きてきた素材
穏やかさ、香り、肌触りも・・・太古から森で生活してきた人間なら自然の感覚。
森がなくなった文明は砂漠化しその後緑化することなく朽ち果てるだけ・・・
無垢材の家は森の心地よさ・・・
2013092419225417902.jpg
居間食堂から和室につながり
小上がりの和室は足の不自由なお母さんにバリアフリーよりも
座ったり起きたりがとても楽なんです
勾配天井にアクセントの化粧梁が穏やかな空間を演出して
2013092419232517907.jpg
仕事場へ通じる階段は来客用普段は寝室から・・・
2013092419244717932.jpg
2013092419231117900.jpg



















食堂に台所回りや和室も木材の木を生かし、すっきりシンプル
2013092419260317556.jpg2013092419242117561.jpg





















2階への階段に寝室からつながる仕事部屋
穏やかな明るさがグラッフィックデザイナーの娘さんには快適空間
ここも化粧梁をそのまま見せて素朴に飾らず・・・
オリジナルな住まいが完成しました。
2013102514561716099.jpg

こだわって、わがまま無理難題・・・一緒に考えましょう

 
TrackBackURL : ボットからトラックバックURLを保護しています
小住宅事例 (家族4人+母親同居の住まい)

多様化する住宅・・・今回は多雪地域での事例になります。
夫婦で働く事が普通になり、地方都市では駐車場2台〜3台が一般的です。
小さな土地でも十分な駐車スペースを確保し母親含め5人家族が住まうには
できるだけ開放的な間取りとなるよう考慮して水回りや玄関スペースを最小にして
LDKをできるだけ広く計画する必要があります。


page001_25.jpg
          
 二世帯住宅がうまく機能するよう階で世帯を分け、
2階は両親と子供をホール部分で振り分けプライバシーの確保
同時に小さな吹き抜けを設ける事で
家族の絆や子供が孤立する事がないよう配慮しています、
戸外のバルコニーは物干しスペースや子供の遊び場として
うまく利用できると良いなと考えており延べ床面積32坪の住宅です。
2013092115090222934.jpg
南側に向けた屋根は太陽光発電の効果的な利用と雪が隣の敷地に落ちないための配慮
玄関前下屋はできるだけ広くとり車への出入りを楽にします、
また2台のカーポートは雪国では必需品の装備となります。

 
TrackBackURL : ボットからトラックバックURLを保護しています
2013年09月21日
小住宅事例 (子育て世代からの住まい)
最近家族構成が多様化する中で求められている住宅は無駄なスペースの無い、
シンプルな構成とコストパフォーマンスの高い小規模住宅(30坪程度まで)が
設計で求められているように思います。
  今回は大屋根による大空間を生かした子育てタイプの住宅事例です、
様々なプランの中で単純な屋根と外観形状は
比較的構造材や外壁を少なく雨仕舞も良く比較的ローコストで建築でき
空間を最大限生かす無駄の無い設計となります
ロフトや収納を増やすことが容易にできるプランです。
2013092110295618346.gif
2階中央の大ホールは階下のリビングとつながり
家族の自然なコミュニケーションをはぐくみ、2階の自立した子供達のスペースは
ファミリーリビング(2階ホール)を中心に自立心を養い積極的に生きる環境は
社会性を育む事を期待しての提案です。

2013092110302318905.gif
シンプルな外観に大規模ソーラーを乗せてエコライフ
2階につながるホールは風の通り抜けをコントロールすることで
省エネで夏涼しく冬暖かい環境の快適空間になります。

小さな大空間の家(建築事例)
/www.town-life.jp/home/shopdetail142.html#prettyPhoto

 
TrackBackURL : ボットからトラックバックURLを保護しています
2013年09月17日
ミャンマーからの招待状

事務所に掛かってきた突然の電話・・・・ミャンマーです

 はいミャンマー 軍事政権とアウンサンスーチー・・・そんなイメージしかない
少しアブなさそうな雰囲気 それでもどこか必死で・・・
以前掲載したRC住宅の件とかで相談が・・・
はあー今どちらに・・・相手は東京と・・・ 東京にいくらでも設計者はいるでしょーと・・・
その日に事務所を訪れた相手は・・・20年前に日本に留学し独立起業した・・・
いかにもビジネスマンといった雰囲気
たくさんの夢、それは日本を再認識してくれるお話ばかりでした。
日本ではありふれた普通の建築技術・・・それでも世界的にみれば職人芸から成り立つ
相当なレベルがもたらす高品質な建築(ジャパンクオリティ・・・と何度も何度も)・・・
1ヶ月後にはシンガポールからミャンマーの首都ヤンゴンに向かう機上に・・・

___61.jpg
眼下に見えるシンガポール空港を飛び立った飛行機は美しい青空の中・・・
ミャンマーに近づく頃には厚い雲の中(季節は雨期・・・)
145.jpg
さっそくの雨・・・僅かでも道路は冠水(歩道が幾分高くて大丈夫)
最初長靴が必要かとおもいましたが運良く雨は最初の日だけでした
市民のほとんどはサンダル・・・(濡れても平気)
140.jpg
ミャンマーは驚きの連続・・・・
ほとんどすべてのバスのエンジンルームは開けっ放し・・・・
これは・・・熱対策・・・埃対策・・・信じられない光景・・・
406.jpg
交通手段はトラックやより小さな軽トラック・・・乗車定員は何人ですか・・・
後方のタラップに5〜6人がつかまっている車もあって・・・
中国や韓国では見なかったと・・・・
街中には信号が少ないため交差点では4方向から車が入り乱れ
互いにクラクションで牽制しあい微妙な雰囲気で譲り合い・・・
クラクションの音が途絶えることはありませんでした・・・
それでも中国や韓国と違うのは威圧的なクラクションは無く
どこか遠慮がちで優しい事・・・きっと穏やかな国民性ですね・・・
132.jpg
街中の道路1車線が垂直方向の駐車スペース・・・
いつも街中は渋滞しているようです・・・(それでもみなさん運転が上手です)
夜中のフライトで午前にヤンゴンに付いてホテルに荷物をおきそのまま現場に・・・
驚きの旅の始まりです・・・
これからまた日々の雑感などを書いてみます
何とか少し新しいパソコンが使えてきたようです・・・

 
TrackBackURL : ボットからトラックバックURLを保護しています