2010年11月04日
鉄筋コンクリートの多様性「シンプルな打放し仕上」
一般に鉄筋コンクリート構造はコストが非常に高いものとイメージしている事と思います、しかし
徹底的にシンプルにして、少ない素材でデザインされたものは、以外に鉄骨造よりコストを抑えて造る事ができる場合も多くあります。それは空間をシンプルに成り立たせる事により、外部と内部が鉄骨や木造では構造体と仕上げ材を組み合わせるしか方法がなく、ひとつで両方を満たすコンクリートは施工を簡略化してまとめやすい可能性があるからです。
有る程度の規模であれば木造の予算で建築可能です。今回の事例は会計事務所ビル3階部分に住居が組み込んであります、エレベーターを設置し負担にならないよう配慮しています。複合化する事で様々な併用住宅ができ、プライバシーも含め収益を考慮した計画案など、地方でも当たり前になりつつあるような気がします、人口が少なくなる事は街が縮小し、都市の密度が高くなれば、車などに頼らない環境で、職住一致が近未来の住環境のような気がします。201011042119081226.jpg

 
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