2014年02月11日
神々の住まい「高床式住居」

大晦日から新年にかけてのドライブ、ほとんどが未舗装路が続く国境の町まで

ヤンゴンから500キロ・・・明け方3時から現地に着いたのは夕方6時

おおよそ15時間

おそらくこのような未舗装路など日本には無いと断言できそうです

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 タクシーやバスがあまり普及していないせいか

トラックの荷台には人・・人・・人・・

峠道にはガードレールもなく・・・

毎月2台くらいが運転ミスで数百メートルある崖に落下・・・

天国行きの最短ルートです・・・    

 

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旅の楽しみは食事、村々には出店や食堂でおいしいカレーが食せます,水分の少ないパサパサのお米がお肉や魚、野菜といったカレーをかけて食べることでおいしくいただきました。

 

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 都市部を離れると農村地帯

初めて見る高床式住居群、伊勢神宮に見られる日本の米倉をシンボルとした神社

ここミャンマーでは一般的な建物に驚きましたし、そのような建物を初めて見ました。

 

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日本の何倍もの豪雨・・・そんな環境をイメージすればとても合理的な住まいに感じます、お寺の付属棟が高床式住居でそこに1泊させていただきました

 住居は思ったより涼しく快適で床板や壁の隙間からはいる風が心地よいのです。

浴室は無くドラム管にくみ置きした水で体を洗い、トイレはくみ置きした水をひしゃくで

くんで流す(手動式水洗トイレ)・・・究極のエコ住宅の姿に感動

ぐっすり寝られたそこはカレン族が住む天空の寺院

 

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 満天の星空でイメージする

静かで穏やかな時間・・・心と体が大きな宇宙に抱かれ今生きている感動

そのことがとても幸せに感じた瞬間でした。

世界中誰でもが心の中で祈りを捧げていると思う

どんな神々であっても

地球はひとつだし命はひとつ・・・だから尊い

自分を大切にし他人に親切にすれば・・・そこは平和に満ちたユートピア

神々の願いは人類共通の願い

 果てしない旅の終着駅は魂のふるさと ・・・帰るその日まで旅は続く・・・

 


 
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