2014年10月16日
プラン事例「ハイブリットによる二世帯住宅」
以前、紹介した「ハイブリット工法」は世界中どこでもポピュラーに行われている構造です
基本的な構造フレームとして柱・梁・床をRC(鉄筋コンクリート)で施工
外壁や間仕切壁をブロックなどの組積造・あるいは鉄骨造で行う方法が
アジア・アメリカ・ヨーロッパなどでも一般的に行われているのですが
当然中国の例を見てもわかるように震災でブロック部分が
崩れるなどして地震に強い方法ではありません
私は軽くて強く又年数を経ても容易に補修や改修が可能な木造にすることで
100年住宅として成り立つ方法を提案しています
今回の事例は二世帯住宅での提案になります
メリットとして上下の音をコンクリート床の高い遮音性を生かし
家族の成長に合わせて間取り変更が簡単にできるメリット
そして冬場の暖房などにコンクリートを蓄熱体として利用できる
床暖房のメリットなどがあげられます。

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主要構造体は鉄筋コンクリートで外壁は木造なので、サッシなどの主要な部品が
使用でき、施工は木造住宅よりさらに安易です、木材使用量も一般木造住宅の1/3程度
と少なくて間に合う事から環境にも優しい方法です。


 
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